☆words

*囲

透き通った、冷たい物に僕は囲まれている。
それは、目に見えない。
でも感じるんだ、確かにあって、僕を囲んでいる。
だから、僕は回りの物が良く見えない。
僕は回りの物を感じる事が出来ない。

嘘だ。

透き通っているなら、きちんと見えるはずだ。
冷たいと感じているじゃないか。
僕は、自分で限界を決めて囲いを作っている。
外の世界に否定されるのが怖くて囲いを作っている。
その瞬間に優しく甘いだけの言葉で囲いを作っている。

僕は何を信じる?
神様。神様のいうとおりにだけして生きればいい?
そうだったら僕の思考を止めて下さい。
必要ないから。
僕は、僕を信じるしかない。
僕は、回りの言葉を聞き、自分の言葉を刻み、自分で判断して、囲いを引きずりながら歩いて行く事しかできないだろう。
最後に誰かのせいにして、終わりたくない。

2004/1/3

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